1月16日、SYLFF(笹川良一ヤングリーダー奨学金制度)設立20周年記念式典が、45カ国、69大学の出席のもと、デンマークのコペンハーゲン大学で開催された。
コペンハーゲン大学は1479年の創設、第258代・ラルフ・ヘミングセン学長(精神科医)を中心に37,000人の学生が在籍している。
大学はコペンハーゲン市の中心部にあり、現在の建物は1809年着工で、完成は36年後の1845年の歴史ある建物である。当時は大学に独立した自治権があり、警察権のようなものもあったらしい。
大学の地下には当時使われた牢獄がある。6㎡ぐらいの広さで、酔っ払いや素行不良の学生が収容されたようだ。壁の赤レンガには、多くの収容された学生の名前が、思い思いの方法で刻まれていた。
どういうわけか収容者の多くは、卒業後、神父になった人が多く、なかには歴史上有名な神父もいたという。
私の知る限り、この大学は牢獄を持つ世界唯一の大学である。と書いたところで、秘書の木下園子さんより「他にも牢獄のある大学がありますよ」との指摘を受けた。
ドイツのハイデルベルグ大学である。1712年から1914年までの200年間、学生牢は機能していたという。牢獄の期間は3日~30日である。最初の3日間はパンと水のみ、4日目からは差し入れも許された。入牢中も授業に出ることは奨励されていたので、授業が終わると管理人が牢に連れ戻した。
学生は「男の勲章」として入牢を誇りにしていた向きもあったという。日本においても大学自治を声高に主張する向きがある。それならいっそのこと大学に牢獄を設置したらどうだろう。
残念ながら、素行不良の学生より先に、論文の捏造や研究費の不正流用の先生で一杯になってしまうだろう。
名案は冥暗になってしまった。
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