2007年1月25日木曜日

トイレ考

昨日のブログで「良品廉価」の山崎製パンを取り上げたが、一時期、社外役員を勤めていた関係で横浜工場を見学に行ったことがある。

その折、工場のトイレの清潔さに驚いた。工場のトイレであるから金がかかっているわけではないが、便器だけでなく、隅々まで行き届いた清掃をしている。

トイレであるのにすがすがしさすら感じた。食品会社のトイレとはこういうものかと認識を新たにしたのを憶えている。私は子供の時からトイレを素手で掃除させられた経験があるせいか、トイレには若干の関心がある。トイレを立派とか格式とかいうのはおかしいかもしれないが、宮中のトイレはやはり印象深い。

銀座の資生堂のトイレは大理石で豪華であった。銀座の通(つう)と言われた人は資生堂のトイレを拝借するのを常としたという。最近どのようになっているかはご無沙汰しているのでわからない。

先週帰国したばかりのデンマーク、スウェーデンのトイレは、私の身長にあわない。爪先立ちしても放物線は到達しない。したがって最近は大の所で小を致すことにしている。

発展途上国には便座のないトイレも多く、中腰で処理するのは難儀である。まして、イスラム圏では紙の変わりに水と手で拭く。したがって、トイレの床は水浸しで、ズボンの裾が濡れないように用心しなければならない。

アメリカのYMCAのトイレは最悪であった。20ほどの便器は囲いのないオープンで、向かい合って用を足すようになっている。気の弱い私は、どうにもならず困惑したことがある。

かつてのソ連もひどかった。紙はメモ用紙のように厚手で固く、揉むとばらばらになってしまう。ロシア人はどのようにこの紙を使っていたのか不思議である。紙は便器に流せない。一杯になった紙くず入れからの臭気は甚だしいものがあった。

銀座に「ハリウッド」というキャバレーがあった。小便器はマリリン・モンローの顔になっており、その口の部分に放射するようになっていた。トイレには他の便器もあるのだが、客は一台しかないマリリン・モンローに列を作った。

日本のウォシュレットは世界的な大発明である。しかし、アメリカ、ヨーロッパのホテルでまだウォシュレットを設置しているところはない。

中国のホテルでは既に設置しているところがあった。昨年、日本に招待した中国人民解放軍の若きエリート達は、なんと、みやげにウォシュレットを購入し、小脇に抱えて帰って行った。

中国人民解放軍精鋭の将校とウォシュレット。
なんとも微笑ましい。

0 件のコメント: