再チャレンジ第一号「そのまんま東氏 当選」報道でご存知の通り、「そのまんま東」氏が宮崎県知事選挙で圧勝した。自公推薦の持永氏の2倍以上の得票である。
新聞、テレビでは、平凡な見出しで「そのまんま東」氏の当選を報じた。
かつての「そのまんま東」氏の親分、ビートたけしに言わせれば、「浮行の前歴や、俺と一緒にフライデーに殴り込みをかけたそのまんまだったら、当選はしなかったっちゅうの。あいつはどん底のなかで真面目に政策を勉強してたっちゅうの。そのまんまではなく変身しったっちゅうのに、なぜ変身、東氏当選と言わねんだ」ということになる。
安倍首相は再チャレンジを標榜しているにもかかわらず、「明るく県政を立て直してもらいたいという県民の期待があったのだろう。期待にこたえて県政に取り組んでもらいたい。(1月22日、毎日新聞夕刊)」と、無味乾燥な談話である。
支持率低下で余裕がないのかもしれないが、「再チャレンジ第一号そのまんま東君、おめでとう!!、ただ、自民党員でなく残念!!」ぐらいの談話が欲しかった。
政治家には雄弁とウイット(機知、機転、頓知)やユーモア(上品な洒落やおかしみ)が重要な資質とされている。チャーチル首相や吉田茂首相は、その点に長けていた。
保守合同の立役者、三木武吉は選挙中の立会演説会において、相手候補から「さる有力候補は愛人を3人も囲っている」と批判された。
ところが、次に演壇に立った三木は「先ほどの弱小候補が述べた愛人を囲っておる候補とは不肖わたくしであります」と愛人の存在をあっさりと認め、
さらに「先ほどの候補は3人と申しましたが、正しくは5人であります。それも今は年をとり役に立ちませんがこれを捨てるに忍びず、現在も誰一人捨てた事がありませぬ」と反論した。
その率直さが好感を呼んで選挙では当選を果たした。 「女3人も喧嘩させずに御させないで一国の総理になれるか!」と、男っぷり溢れる発言をしたり、松竹梅といわれた3人の妾を囲ったり・・・・ちなみにこれは、愛人のランクではなく、実際に名前が松子、竹子、梅子だった。松子には神楽坂で待合を持たせた。晩年も精力に衰えはなく、72歳で亡くなるときも愛人が5人いたという。
緊張する政治情勢の中での気のきいたウイットやユーモアは、一服の清涼剤となる。しかし、誰でも言えることではない。ウイットやユーモアには高い教養や知性が必要であるからだ。多くの政治家は私と同じ、駄洒落の域である。
変身後の名前は「東国原英夫(ヒガシコクバル・ヒデオ)」である。ああ!!何と立派な名前であることか。そのまんまではなかった東国原さん、頑張れ!!
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